ゴッホの悲しみ

短いゴッホのドキュメンタリーをみました。ドキュメントというより、ファンのゴッホへのオマージュみたいなもの。オーベールの麦畑がとても美しい。語りはゴッホ自身がするという設定なのが、ユニーク。もちろん、演出。
ゴッホの絵のオークションの風景。なんと80億円。本人が「生きてるときは一枚も売れなかった」と、コメント。もちろん脚本ですが、身につまされます。生前に一枚でも売れていたら、人生変わったのかしら。
例えばモジリアーニもそうですよね。「モンパルナスの灯」というモジリアーニを主人公にした映画があって、売れないモジが自殺したら、画商がアトリエに走っていって絵を、当時の恋人から奪っていくの。
それを演じたのがリノ・バンチュラ。私、当時は子供でしたが、あのひと嫌いって、思いました。でも、あのころの画家って、そんなものだったのでしょうね。生きて大金持ちになったのはピカソぐらいでしょう。
びっくりしたのは、自殺する前、2カ月で80枚の絵を完成させたって。それも全部、傑作だらけ。そして自殺。そりゃあ体も精神もまいるよ。どんなに集中力があっても、一日一枚は、どう考えても無理。
それをやり遂げて、死ぬ、て自然の流れですね。天才って、なんだかとてつもない使命を背負わされて、それを全うするためにを命投げ出すひとなんだ、と。凡人の私には、計り知れない人生です。http://www.cm-caching.com/